ウェブはヘテムル、メールはBizメール&ウェブビジネスを使う

記事公開日：2020/07/31
最終更新日：2023/10/17

こんにちは、新潟ホームページ制作事務所のマザーシップです。

ウェブはJimdo・メールはBizメール&ウェブを使う

という記事を拝見しまして、とっっっても参考になったため、応用編として以下条件での設定を健忘録として残します。

・メールはBizメール&ウェブビジネス
・ウェブはヘテムル
・ドメイン管理はお名前.com

需要の少ない記事とは思いますが、Bizメール＆ウェブのメールセキュリティ機能を好んで使っている企業さんは結構あるかもしれないので（２～３年に１回ほど出会います）世界のどなたかのお役に立つことがあれば幸いです。

作業前の確認１：契約情報の確認、www検討

Bizメール＆ウェブビジネスのメールセキュリティサービスを利用しているかについて、最初に確認します。

加入しているかどうかはコンパネではわかりません。契約書で確認するか、サポートに問い合わせていただく必要があります。

利用している場合、https://hogehoge.co.jp/などのアドレスでの運用は不可能だそうです。

しかし、サブドメインか、https://www.hogehoge.co.jp/ など、「www」をつけることにより、メールセキュリティーサービスを維持しつつ、外部サーバーのドメインでホームページを表示できますので、まずはこの変更を受け容れることが可能かどうかご検討ください。

作業前の確認2：Bizメール＆ウェブIPの確認

IPアドレスは契約書に記載があります。

例：61.112.1.111

作業前の確認3：MXレコード（メール）

確認元：セットアップマニュアル@Bizメール＆ウェブビジネス

メールセキュリティサービスに加入しているかどうかでMXレコードが異なります。

メールセキュリティサービスを利用している場合

mwbgw1.ocn.ad.jp
mwbgw2.ocn.ad.jp

メールセキュリティサービスを利用していない場合

hogehoge.co.jp
※ドメイン名

作業前の確認4：Aレコード（サイト表示）

確認元：よくある質問：レコードの設定（編集）をしたい＠ヘテムル

ユーザーIDが usersXXX の場合

ロードバランサーIPアドレス

例：157.7.1.111

※確認方法
コントロールパネル → アカウント情報の「ロードバランサーIPアドレス」で確認

ユーザーIDが ftpXXX の場合

WEBサーバーIPアドレス

※確認方法
コントロールパネル → アカウント情報の「サーバーIPアドレス」
有償の独自SSL証明書をインストールしている場合は、コントロールパネル → SSL 証明書購入・設定の「設定IPアドレス」

作業1：お名前.comでDNSレコードを入力

お名前.comでDNSレコード設定のページへ移動します。ページの場所が非常にわかりづらいので、マニュアルを参考にしてください。

お名前.com Navi ガイド：ネームサーバー/DNSについて

以下の入力フォームに

以下のように、準備で取得した値を入力します（以下は登録済みの画面です）

—————————————-
hogehoge.co.jp. A Bizメール＆ウェブIP
www.hogehoge.co.jp. A HP公開サーバーIP
hogehoge.co.jp. MX 10 mwbgw1.ocn.ad.jp.
hogehoge.co.jp. MX 10 mwbgw2.ocn.ad.jp.
hogehoge.co.jp. TXT “v=spf1 a include:_spf.bizmw.com ~all”
—————————————-

※hogehogeには任意の値を入力
※Aレコードには「作業前の確認2」「作業前の確認4」で取得した値を入れます。
※MXレコードには「作業前の確認3」で取得した値を入れます。
※TXTレコードも必須

最後に「DNSレコード設定用ネームサーバー変更確認」にチェックを入れて、転送用のネームサーバー(01.dnsv.jp / 02.dnsv.jp / 03.dnsv.jp / 04.dnsv.jp)に変更します。