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SEOの次はLLMO!?
AI時代の集客対策8つの基本と具体例
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新潟のホームページ制作事務所、マザーシップです。
ここ数年、ChatGPTのように「AIに質問して答えてもらう」サービスを使う人が急増しています。インターネットで調べ物をするとき、以前はGoogle、Yahoo検索が当たり前でしたが、今は「とりあえずAIに聞く」人も増えています。
従来は「検索エンジンで上位表示されること」が情報発信のゴールでした。これがいわゆるSEO(検索エンジン最適化)です。しかし、AIが答えをまとめる時代になると「検索に出る」と同時に「AIの答えに取り込まれる」こともかなり重要になっていきます。
ここで登場するのが LLMO(Large Language Model Optimization)。直訳すると「大規模言語モデル最適化」ですが、シンプルに言えば AIに理解・引用してもらいやすい情報発信の工夫 のことです。SEOのAI版と考えるとイメージしやすいでしょう。
LLMO(AI検索対策)がおすすめの理由
LLMOを意識して記事を書くと、AIが答えを作る際にあなたの情報が取り込まれる可能性が高くなります。
たとえば地域情報を発信しているブログなら、「新潟 観光」などの検索で上位表示されなくても、AIが「新潟の地元情報ブログによると…」と答えてくれれば、新しい読者をサイトへ呼び込むことができます。
お店や会社のホームページを運営している人、専門分野の知識や体験談を持つ人など、インターネット上で情報を発信している人なら誰でも取り入れる価値がある集客対策です。
さらに、まだ多くの人がLLMOを意識していない今の段階で取り組むことで、先行者メリットを得られるのも魅力です。SEO初期に取り組んで成果を出した人のように、次の波に乗れるチャンスといえます。
簡単にできるLLMO対策
「AI対策なんてなんだか難しそう」と思うかもしれませんが、実際にはSEO対策に近い対策となります。普段書いているブログからも工夫できることが多いので、できるところから試してみましょう。
1)見出しをきちんと付ける
見出しタグ<H2>や<H3>を使い、記事の構造を整理しましょう。AIは段落構造を手がかりに情報を理解します。
また、HTMLが理解できる方であれば、正しい文法でサイトが構築されているか改めて確認しましょう。バリデータチェックなどおすすめです。
2)専門用語はやさしく解説する
「SEO=検索結果で上位表示を目指す工夫」と補足を入れると、AIだけでなく読者にも親切です。
3)数字や具体例を入れる
「アクセスが20%増えた」「3つの手順でできる」など、具体的な表現はAIの理解を助けます。
4)書き手の専門性・権威性を示す
AIが「この情報は信頼できる」と判断するために書き手の専門性・権威性を重視しています。例えば、薬に関することなら薬剤師や医師が書いた記事のほうが優先される傾向にあります。以下のような工夫で専門性をアピールしましょう。
- ・プロフィール欄や記事冒頭で、自分の経歴や経験を簡単に紹介する
- ・業界でよく使われる言葉や背景知識を盛り込み、深みを出す
- ・定期的に記事を見直し&更新して情報の鮮度を保つ
こうすることで「ただの一般情報」ではなく「専門家・経験者の意見」として扱われやすくなります。AIは信頼できる一次情報を好むため、この工夫は非常に効果的です。
5)信頼できる情報源を示す
統計データや公的機関の情報を引用すると、AIに「信頼性が高い」と判断されやすくなります。
6)実際の事例や体験談を交える
記事にリアルな事例や体験談を入れると、読み手の理解度や共感がぐっと高まります。
例えば「新潟でホームページ制作を依頼したとき、〇〇の制作実績が参考になった」といった具体的なエピソードがあると、情報が生き生きと伝わります。
また、体験談は(お客様の声や口コミなども)検索ユーザーにとっても貴重な判断材料になりやすく、「実際に利用した人の声がある=信頼できる」と感じてもらえる大きな要素になります。
7)まとめ記事(全体記事と詳しい記事)を作る
複数の記事をバラバラに書くよりも、「まとめ記事」を作ってリンクでつなげると効果的です。
まとめ記事はテーマ全体を案内する“入り口”のような記事で、そこから詳しく掘り下げた記事へつなげます。
例えば「新潟 ホームページ制作」をテーマにするなら:
【全体記事】
- ・「新潟でおすすめのホームページ制作会社まとめ【飲食店・WordPress・体験談あり】」
【詳しい記事(個別記事)】
・「新潟市で飲食店向けホームページ制作が得意な会社3選」
・「WordPressで制作する場合の費用相場と注意点」
・「実際に制作を依頼した人の体験談」
こうすると読者は一度に全体像がわかりやすく、AIにとっても「新潟 ホームページ制作」のホームページなんだと認識されやすくなります。
8)外部での紹介・リンクを増やす
自分のサイトの中だけでなく、外部から紹介されることも信頼性アップにつながります。たとえば「新潟市のホームページ制作会社3選」といった記事に掲載してもらえれば、「第三者からも評価されている会社」としてAIや検索エンジンに伝わりやすくなります。
また、業界団体のサイトや地域ビジネスポータルに登録したり、制作実績を外部のポートフォリオサイトに公開したりするのも効果的です。外部からのリンクや紹介は、SEO的な評価だけでなく、LLMOにおいても「信頼できる情報源」として認識される助けになります。
まとめ
今はまだ「検索とAIを併用」する人が多いですが、数年後には「まずAIに聞く」が当たり前になるかもしれません。そうなればSEOだけに依存した情報発信は、少しずつ効果が薄れていくかもしれません。
検索エンジンの次の時代に備える方法がLLMOであり、これからの情報発信に欠かせない考え方です。
・AIに理解・引用してもらうための新しい最適化
・基本は「整理」「やさしい解説」「具体例」「信頼性」
・そして何より「専門性」を示すことが重要
今のうちからAIに伝わりやすい文章を意識すれば、未来の読者にもしっかり届きます。みなさんもぜひ、小さな工夫から始めてみましょう!
マザーシップウェブ制作事務所はSEO対策・LLOM対策が得意分野のひとつです。
具体的に自社のサイトではどう対応すればよいかわからないような時はお気軽にご相談下さい!
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